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執筆者の写真Toshihiro Doi

次のステージへ

今週も暑かったり寒かったり、雨が降ったり天気になったり、季節の変わり目、特に春はコロコロと天気が変わる。桜の花もあと少しで咲き始めそうだ。例年より寒かった今年は、開花も少し遅めな気がする。桜好きな私はあちこちでキョロキョロしがちだ。





実は今週、起業して初めての長い休みをとった。と言っても実際はちょこちょこ仕事したりミーティングしてはいるのだが、自分的には少しスイッチを切って休むことにした1週間だった。


我が家には3人の子どもと1匹のわんこがいるが、長男が京都の大学に進学することになり、その引っ越しも兼ねて今週は京都に滞在している。実は長女も、この4月から県内の高校に進学が決まり、長い春休みを利用して一緒に京都に来ている。


もちろん初めての一人暮らし、色々とお金もかかるし、一人分の家財道具を揃えるのもなかなか時間がかかる。長女は中学校で修学旅行で関西方面に来るはずだったが、行けなかったので、遅めの修学旅行ということにして、あちこち観光したのだ。しょっちゅう京都に来ているのに、観光したのは中学校の修学旅行以来だった。





子育ても終盤に近づいてくると、寂しさも増してくる。とりわけ進学し、一人暮らしを始めると、日常の家から1人家族が減るのだ。嬉しい気持ちもあるが、きっと寂しくなるんだろうな、と思う。


SNS上でも年度が変わるこのタイミングで、いろいろな人たちの動きが見え始めた。退職して次の仕事に移る人、留まって踏ん張る人、学校が変わる人、それぞれの人に次のステージがある。


仕事で関わる多くの人たちも、異動で職場を変わる人たちがたくさんいる。引き継ぎの十分な時間もないまま、次の人に変わることも多い。道半ばで所属を変わることもあって、プロジェクトを継続させていくのはなかなか難しいこともある。そしてまた、新年度新しい人たちと人間関係、信頼関係を築き、次の1年間をスタートする。


子どもたちと3人で1週間過ごし、いろんなことを話した。子どもが大きくなってくると、友達のような関係になってくるので、旅もとっても楽しかった。たくさん話せたことで、子どもは子どもなりに悩み、将来のことを考えていることも知り、安心した。長男が大学を卒業し、社会に出る4年後、日本は、世界はどうなっているのかも想像がつかない。





春休みのこの期間、子どもたちと家庭でどんな会話をしているだろうか。新年度に向けて、気持ちを新たに準備する春休みを、どう過ごすかは意外と大切だ。学校関係者は色々多忙ではあるが、自分の子どもたちとどんな会話をするか、次の1年に向けての充電期間を、いい時間にし、親も、子どももいいスタートが切れるように準備していきたい。


そして、新しい次のステージが、より充実した場になるように、私も全力で子どもたちの学ぶ環境をより良くする努力を続けたいと思う。

新年度も、みなさんどうぞよろしくお願いします。


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